医療法人の出資持分の贈与はいつすべき?


 平成29年度の税制改正大綱には、事業承継を考えている方にとって多大な影響を与える改正が盛り込まれました。そのうち医療法人にとっても厄介なことが、類似業種比準方式の利益などの比準要素の比準割合を変更するという点です。

 現在は、会社の利益という要素を重視した評価方法がとられているため、「配当金額」,「利益金額」,「簿価純資産価額」のうち、「利益金額」を3倍にして評価する方法がとられています。

 しかし、昨今の上場会社のデータに基づき検証作業等をした結果,平成12年の通達改正前に戻る形になるとのことだそうです。

 つまり、1:3:1の比重関係が1:1:1になるということです。

 ここで、剰余金の配当が禁止されている医療法人の出資持分の評価も同様に、0:1:1になってしまうと、単純に出資持分の評価額は増額してしまう可能性があります。

 そして最も厄介なのが、この改正が年明けの平成29年1月1日からの相続・贈与に適用されるということなんです。 

 出資持分の贈与のタイミングは年明けか???はたまた年内か???どうせなら思い切って持分なしへ移行か???

 当事務所では、上記の全貌が明らかにされていないため、手探りではありますが、贈与税シミュレーションを受け付けております。

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